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南房総の平屋の撮影写真があがってまいりました。
こちらはホームページの「施工事例」にて、WOODSというモデルとして紹介しております。
WOODS(杜)~もり~
「杜」は、木が茂った森だけではなく、神社の「鎮守の森」や「ご神木」をも意味します。
垂木を多く配し、荘厳な面構えを演出します。日本の木造建築の構造美を追求したものです。
自然とも融合し、まさに「杜」にたたずむ住まいです。
良く晴れた本日
南房総の店舗兼住宅に、最後の作品「パンのショーケース」の設置に伺いました。
店内の風景。南房総産の小麦を店内で製粉。
パン屋の顔、来店客の全員の目に留まる「ショーケース」。
こちらの依頼を受けたことは、初めてでした。
従来の家具として良いとされるもの、材料がしっかり太いものは、本来主役であるはずのパンが存在負けしてしまいました。パンの良さを殺すものでした。
その発想の転換と、創意工夫と試作の連続でやっと完成したものです。
パンという繊細なものの良さを引き出すための華奢でありかつ優美なものが出来上がりました。
すべてのものが調和する美しさ。
こちらを探求するのも私たちの大切な信念であり、それゆえ楽しい物創りであると感じます。
南房総の平屋に、夜のとばりが降りる頃。
”とばり”とは、厚く覆われて真っ暗闇になるという意味だそうですが。
こちらは裏手の木々さえも、まるで大切な1シーンのよう。
アップライトを窓に配した室内外の照明は、夜もオーケストラでもしているかのような美しい賑わいを見せています。
南房総の平屋。店舗併用住宅。
そろそろ完成がみえてきました。
私が建築を受けた理由は
「そのパンが本当に美味しかったから。」
餡は苦手な私が唯一美味しく食べられる”あんぱん”は特に日本一だと思います。